こんにちは!
人生戦略セミナー受付スタッフの堺実紀と申します(^^)
スタッフとして関わってちょうど1年半。
聴衆として初めて参加してからもうすぐ2年が経とうとしています。
初めて参加した当初、私は「仲間との起業を目標に、修行期間としてベンチャー企業で働いている会社員」でした。
そして人生戦略セミナーを聞いて、離職を決意。
今、私が歩いている道のりは、自分が目指している目標に向かって真っ直ぐ伸びていないと感じたからです。
起業を志し、ガムシャラに毎日ベンチャーで働いていた私がなぜ離職を決意したのか。
会社員から自営業になり、どう変わったのか。
2年前の自分を思い出し、お話したいと思います。
目次
大学2年生で起業の誘い、4年生で事業スタート
「俺、将来起業することにしたから。力になってよ。」
大学2年生のときに小学校時代からの幼馴染に誘われたのが起業のきっかけでした。
起業なんて1mmも考えたことがなかった私には青天の霹靂。
最初はどうすべきか少し考えました。
このとき、家があまり裕福でなかった私は、将来親を支えられる収入を求めていました。
「起業すれば、自分たちが頑張った分だけ収入が上がるよね!?」
その日のうちに、私は信頼できる幼馴染と共に起業することを決意していました。
幼馴染と私、他に2人の仲間を集め、創業メンバーは4人。
大学4年生の春、「社用携帯」と称して1人1台ウィルコムを買い、私達は清掃業(ハウスクリーニングなど)をスタートさせたのでした。
営業に行く電車賃も無くなった資金ショート
大成功を夢見て事業を開始した4人の若者たち。
「稼ぎすぎちゃったらどうしよう!?」なんて胸を高鳴らせていたことを覚えています。笑
大学卒業直前の創業メンバー4人!
そんな期待とは裏腹に、思ったように取れない仕事。
経験の浅さから起きるミス。
想定外の出費…。
何もかもが「思っていたのと違う」ことばかりでした。
とうとう4人の貯金が底を尽き、「営業に行きたくても電車にすら乗れない」状態に。
そのとき「あ、会社ってちゃんと回し方勉強しなきゃダメなんだ」と感じたのです。
そこで、私だけ大学卒業のタイミングで一度抜けて「既に何年かちゃんと運営されている会社」に入社して「会社の回し方」を勉強することに。
自分と同じ時期に卒業する就活生と同じく就職活動し、ベンチャー企業への就職を決めました。
「”会社”の回し方」を学ぶためにベンチャーへ
「会社を回す能力をつけるためにベンチャー企業で修行する」という目標しか決めていなかった私。
とりあえず営業の力がつけば潰しが効くだろうと思って、営業が強そうな会社を探しました。
当時学生だった私は会社のことなんてあまり知りませんでした。
「経営系の部署に入れば1年目から経営の根幹に携わることができるから、会社の回し方が身につく!」と信じていたのです。笑
今から思えば無謀すぎる思い込みでした。
実際会社に入社し、1ヶ月間の営業研修を乗り越えました。
どこに配属されるかとドキドキしていましたが、紆余曲折あり配属されたのは
まさかのエンジニア!
適性検査で「向いている」と診断された私はエンジニア配属を打診されたのでした。
「向いているなら伸びるかもしれない!」と自分に期待し、エンジニアになることを決意。
全く未経験の世界に飛び込んで行ったのでした。
私の求めていたものってこれだっけ?
そこからは未経験の毎日です。
プログラミングもしたことがない。
webサイトがどう作られてるかなんて分からない。
専門用語はアルファベットとカタカナばかり!!
慣れない情報に苦労しながらも、毎日遅くまで勉強しながら習得していきました。
そこで触れる新しい世界はやっぱり面白くて、日々の仕事はとても楽しかったです。
しかし、ふと思い悩むときもありました。
私の入社の目的は
「会社を回す力を手に入れるための修行」
(当たり前ですが)1年目で経営のコアな部分に触れられるわけがなく、目標としていた力がつく機会がありませんでした。
「3年で卒業して元の会社に戻るって決めてたけど、どうしよう」
刻一刻と過ぎていく時間とは裏腹に、力のついた実感がない自分に焦りを感じていました。
そんなとき、知人に教えてもらったのが「人生戦略セミナー」でした。
見せてもらったフライヤーがあまりにもハンドメイド感がありすぎて、「なんかヤバい会だったらどうしよう」と疑いました。笑(セミナーの名前も妙だし…)
とはいえ、今の自分ではどうすればいいのかも分からない。
私は「ヤバかったら逃げればいいだけだ!」くらいの思いで参加を決めました。
初めて「人生戦略セミナー」に参加して
1時間ほど前から並ばないと前の席に座れないほど人気のセミナー。
その勢いに圧倒されながら参加しました。
何とか一番前の列を取れた私は講師の細金恒希さんから凄まじいエネルギーを受けました。
長いと思っていた3時間が本当に一瞬!!とにかく爆笑の連続でした。
“まるでお笑いライブ”
そう思ってもらって間違いありません。笑
爆笑しながらも、気づいたのは「私はこんなにも世の中のことを知らないんだ」ということ。
学生のときは「社会人になれば世の中のことは理解しているもの」だと思っていました。
が、自分を見ると全然違う。
社会人になって2年目が終わろうとしている頃の私に現実が突きつけられた瞬間でした。
そして、今でも強く印象に残っている一言。
将来起業しようと思ってベンチャー企業に入る人って、『自転車に乗りたい』と思った子供が、まず図書館に行って自転車の仕組みを本で勉強し始めるようなものですよ。
『自転車に乗りたい』って思ったら、まず自転車に乗ればいいんです。
そしたらこけますよね?
怪我もしますよね。
それで良いんです。
あぁ、まさに私だ。と落雷が落ちました。
冒頭にお伝えしていた
「今、私が歩いている道のりは、自分が目指している目標に向かって真っ直ぐ伸びていないと感じた」
というのはそういうことでした。
「起業するためにベンチャーで修行する」のは「自転車に乗るためにまず本を開く」のと同じようなもの。
私は「まず自転車に乗る」ために会社を辞めることを決意しました。
会社を辞め、自由と責任の世界へ
「自分でやっていく」というのは一見とても自由で、よく憧れられます。
朝礼はしたくなければ作らないし、出勤時間も自分で決められる。
好きな時に休みを取るし、就業時間の取り決めも無い。
やりたくない仕事は断っても良い。
でも、それだけ「自由」ってことは、それだけ「責任」が伴っているということなんです。
やりたいことだけやってもいいけど、責任は100%自分。
働いたからといってお金が入ってくる保証はない。
会社員のときと違って、何でも自分で決められることに高揚感を感じつつ、毎月ちゃんとお給料を払ってくれていた「会社」という存在のありがたみを痛感しました。
もう、安全圏ではない。
それでも私は「やっと自転車に乗れたかな」と一歩踏み出せたことにワクワクしました。
スタッフの方々と関わり初めて気づいたこと
独立してからしばらく経ち、セミナーのお手伝いもさせていただけるようになりました。
スタッフ側に立って初めて気づいたことは、セミナー運営が相当に細部まで作り込まれていたということ。
- 1分単位で行われるタイムキーピング
- 一呼吸のズレも許さない音響
- あえてアナログな仕組みをとっている受付
全ては参加者の満足度が最大限に上がるように。
「ものづくり」の本気を垣間見ました。
また、スタッフは、私と同じく「初めは参加者だった」人たちばかり。
みんなセミナーに感銘を受け、新たな一歩を踏み出しました。
各々、人生に何かしらのチャレンジをしています。
それが理由なのか、若々しくてキラキラしているんです!
「私も常にチャレンジを続けて、若々しく輝いていたい!」と強く思ったことを覚えています。
今、参加しようか迷っている人へ
「どうしようかな」って迷っているんだったら、ぜひ一度来てみることをおすすめします!
別に取って食われるわけじゃないので。笑
このセミナーは完全招待制なので、全くの一見さんは参加出来ません。
行けるかどうかを迷えない人もいるんですよね。
もし、あなたが何かにつまずいていたり、さらに飛躍するためのヒントが欲しいのであれば、きっとお役に立てると思います。
「こういうのって、大体どこでも同じ話するじゃん」って思う人は、自分がそれを実行できているかどうか自分に問うてみてください。
もし実行出来ていなかったら、実行に向けてのヒントを掴みに来てください。
私は当時、疑いがありつつ参加して本当に良かったと思っています。
そして、出来るだけ多くの人にこの話を聞いて欲しいと感じています。
私の話が、少しでもあなたの背中を押せたなら、これ以上幸せなことはありません。
受付でお待ちしています!