最近、お笑い芸人(特に吉本)さんの活躍がめざましいですね。
天津向井(エロ詩吟じゃないほう) お笑い×アニオタで年収800万
https://ten-navi.com/dybe/2281/
このお笑い×何か、の組み合わせは、アメトーーク!の「家電芸人」から加速してきたように思います。
- お笑い×プロレス=くりぃむの有田さん(華大の大吉さん)
- お笑い×インスタ=渡辺直美さん
- お笑い×白塗りモノマネ=野性爆弾の川島さん
- お笑い×ダンス=オリラジさん
- お笑い×文芸=ピースの又吉さん
- お笑い×学歴=ロザンの宇治原さん
- お笑い×コラムニスト=髭男爵の山田ルイ53世さん
…などなど、数えだしたらキリがありません。
ただどの人もきっとお笑い「だけ」だったらここまで売れてないはず。
お笑い「だけじゃない何か」があったから売れたんだと思います。
これは、昨今のパラレルキャリアや副業解禁とも通じる話で、
お笑い界はその先駆けのようなリーダーシップを発揮しているようにすら見えます。
副業解禁時代になった今、自分の本業ともう一つの「何か」を掛け合わせようと思っている人にとっては。お笑い芸人さんの活躍は、とても参考になるのではないでしょうか。
自分にとっては普通のことが、他から見たらすごい才能
さて、冒頭の天津向井さんの記事にも書いてありましたが、ブレイクのキッカケが
本人がすごいと思ってない普通のことが、他から見たらすごい才能だった
という気づきにあった、ということが今回のテーマです。
上に紹介した人たちの事例も、インタビューなんかを読むと全て、「元々好きだったもの(趣味程度のもの)を発信しだした」ことがキッカケになっています。
僕は、今でこそSEO対策やツイッター運用、ホームページや舞台のプロモーションムービーの作成などをお仕事をさせていただいていますが、どこかでITについて勉強したわけでも誰かに教わったわけでもありません。
僕も自分がITが強みになるとわかったキッカケは
本人がすごいと思ってない普通のことが、他から見たらすごい才能だった
という気づきにあったんです。
僕が自分の才能に気づいた瞬間
講師の伊藤富有子さんと一緒にある人のセミナーに参加していた時のことです。
そのセミナー講師がスライドに映している動画が、講演会のメッセージを届けるのに使えそうだという話になりました。
そこで僕はおもむろにパソコンを開いて、Google検索をかけて、その動画をどこからかダウンロードできないかを探しました。
該当の動画が見つかるまでおそらく1分もかからなかったと思います。
その様子を見ていて富有子さんが、「…才能だね」と驚いてくれました。
でも、僕にとってはそれが、当たり前のこと、普通のことだったんです。
自分の当たり前が、自分にしかできないキャリアを作る
『才能は、他人に対して「なんでこんなこともできないの?」とキレたくなるものの中にある』
かつて受講したウェルスダイナミクス®︎のセミナーの中で教えてもらった言葉です。
僕は個人的にはこれが才能の定義としてしっくりきます。
僕にとってのGoogle検索は、他人に対して「なんでこんなこともできないの?」とキレたくなるものだったからです。
でも僕はそれが才能なんだと気づいてから、自分の能力の活かし方がわかったんです。
講演会のスタッフ動画を作った時も、実はGoogle検索で学んだものがベースになっています。誰かから教えてもらったことは一度もありません。
恋愛コラムニストとして本を出版し、Twitterのフォロワーを増やすことができたのも、全ては「Google検索」で得た知識からスタートしてるんです。
結果、僕の中にあった「当たり前」が僕独自のキャリアを作ってくれたんです。
あなたの日常にあなたの才能が隠れている
他人に対して「なんでこんなこともできないの?」とキレたくなるもの…あなたも想像してみてください。
どうでしょう、一つや二つ思い当たるものがあるのではないでしょうか。
きっと「こんなことが才能なの?」「こんなことが役に立つの?」「自分の場合は違うかな」と思ったと思います。
でも、それがあなたの才能なのです。見方を変えれば、必ず仕事やキャリアに活かすことができるはずです。
スタッフの中にも「細かい性格で色々気になってしまう」ことをネガティブ要素だと思っていた人間がいるのですが、彼に定量分析をやらせてみたらめちゃくちゃ洞察が深くてスタッフ全員びっくらこいた、ということがありました。
そしてその才能は意識すればするほど、驚くほどに自分の能力を磨くのに役立ってくれるのです。
「自分の才能ってなんだろう?」
そんな疑問を思っている人は、ぜひ自分の中にある「当たり前」にもっと注目してみてください。
とんでもない才能が埋まっているかもしれませんよ?